(株)帆船模型スタジオM(電話:06-6768-2921) ホーム> マンチュア社> カティサーク



マンチュア・セルガル社(イタリア)
カティーサーク号
(#789

マンチュアセルガル社(#789)カティサーク号/(株)帆船模型スタジオM19世紀の半ばから末にかけて出現したクリッパー型
帆船は、その速度と美しさにおいて、まさに帆船時
代の最後を飾るにふさわしいものでした。カティサ
ークは、1869年英国のジョン・ウィリス氏の依頼で
建造された963総トン、全長84mの木鉄交造船で、最
高17ノット以上という快速クリッパーでした。
本船は、中国の新茶をロンドンの市場へ運ぶことを
目的としたいわゆるティー・クリッパーでこの鮮度
を必要とする貨物は、ロンドンの到着が1日でも早け
れば、それだけ高い値段で取引されたため、クリッ
パー同士の烈しい競争が展開されたのでした。中で
も、1872年の『サーモピレー』とのレースは広く知
られています。同じ日に上海を出帆した両船は、始
めはカティサークがリードしていましたが、28日目
強風のためカティサークは舵を紛失してしまいまし
た。応急舵を作って航海を続けましたが結局ロンド
ン到着は、サーモピレーに1週間の遅れをとってしま
いました。けれども、途中での災難を知った人々は、
こぞってカティサークを賞賛したのでした。しかし、
カティサークはその後もレースに勝利を納めることは
できませんでした。
そして、1879年にオーストラリアの羊毛を運ぶウール・
クリッパーとなってからは、「速い」船長に恵まれ、シ
ドニー、ロンドン間71日の記録を樹立するなど、目覚
しい活躍をしたのです。その後船主、国籍をかえなが
ら、1920年頃まで貨物船として働いていましたが、19
22年にダウマン船長によって英国へ買い戻され、元の
美しいクリッパーの姿に戻されました。
1953年にはカティサーク保存協会が設立されグリニッ
ジの乾ドッグで、残存する唯一のクリッパーとして、
永久に保存されることになったのです。
 

(模型キット内容)
船体はプランクオンフレーム構造外板張り式
木製パーツはレーザーカット済み
(完成時)
サイズ:1150mm
スケール:1/78
         
閉じる













































木製帆船模型キット輸入卸/マリンインテリア雑貨販売  
 
株式会社 帆船模型スタジオM
〒542-0064 大阪府大阪市中央区上汐2-5-22(富士ビル)
Tel:06(6768)2921(代表) Fax:06(6768)5465

ホームページ:www.mtc-hp.jp メールアドレス:mtc@triton.ocn.ne.jp

Copyright©2015 HMS-M CO., LTD.
All Rights Reserved